私は、横須賀中央に行きつけの床屋があるのですが、そこではいつも同じ放送局のラジオ番組が流れています。そのラジオ番組では、何度も過払い金請求のCMが流れ、そのたびに某司法書士法人の名前が連呼されております。

しかし、実際過払い金請求のピークはとうに過ぎていると感じます。個人の事務所であれば年に数件相談があるかないか、といったところではないでしょうか。CMを流せば別なのかもしれませんが、CMの主は司法書士なので140万円以下の請求しか扱えないはずで、費用対効果に合うのかどうか、余計なお世話ながらいつも疑問に思って聞いています。ついでにいうと、そのCMで最高裁判決(最高裁平成18年1月13日判決?)から10年が経つことをしきりに強調していましたが、過払金返還請求権の消滅時効の起算点は取引完了時と考えるのが一般的なので、あまり関係がないように思えます。

また、債務整理の事案に関しても、数年前と状況が変化しているように感じます。数年前までは収入に比べて負債総額が多く、一見して返済不能という事案が多かったのですが、現時点では、住宅ローンを除けば、債権額は少額になり、任意整理などの選択肢も十分検討する余地がある事案が増えました。貸金業法における総量規制の影響もあるのかもしれません。社会的には破産を選択しないで済む人が増えることは望ましいことです。とにもかくにも、借金については早めの相談と対応が最善です。当事務所でも、随時相談を承っております。