先週、ある被後見人の方が、入院先の病院からグループホームに移ることが決まりました。

この方は、現在とある精神障害者向けグループホームで生活しており、諸事情あって入院中という方です。退院後元のホームで生活するとなると様々な面で困難を生じるで、新しい入所先を探していたのですが、こんなにも早く見つかるというのは正直なところ、意外でした。

まず、空きがあるホーム自体が少ないという問題があります。受入先を探し始めた時点で空きがあるホームは数えるほどしかありませんでした。また、主治医が変わってしまうことのリスクを回避するため、現在の主治医の方が往診に行ける範囲のホームとなると、候補は余計に狭まりました。他にも、予算的な制約やホーム側の都合もあり、結局申込先のホームは1つとなり、しかもそのホームでも複数の候補者がいるということから、内心入所できるか不安でした。

とはいえ、特養老人ホームを探す場合、空きがあるどころか3ケタ順位の順番待ちも珍しくありませんし、障害者向けグループホームがない自治体もありますから、行政のサポートもあり、私が後見人として活動できたこの方の事例は、相対的には恵まれた条件であったと思います。今後の高齢化社会のさらなる進展を考えると、被後見人となる方の住まいの確保はより重要な問題になるのではないかと感じます。