今週、横須賀支部の弁護士が集まり、破産管財人業務について勉強会を行いました。テーマは「任意売却」です。

管財人の行う任意売却は、別除権(抵当権)者の同意が得られることが前提の上、近年は国税・自治体共に滞納している税金の回収について厳格に徴収しているため、私が弁護士になった数年前よりも状況は厳しくなっているように思います(近年申立代理人として関与した案件を含めても、任意売却が成功した事例はありません。)。管財人に与えられた時間は債権者集会までの3か月程度の時間ですが、この間に売買を成立させるためには、利害関係人の柔軟な対応と情熱が欠かせないと感じます。私が担当した任意売却の案件も、残念ながら財団から放棄という結末に終わりました。こうした勉強会で先輩弁護士の経験を聞くことで、次の管財事件で任意売却を成功に導けるよう努力してゆきます。